Beautiful Adventures

書きたい時に書きたい事を書いてゆきますが、スウェーデンのことが多めかもしれないです。

エコで、持続可能で必要最低限な暮らし Eco-friendly, sustainable and minimal life

こんにちは。

 

バイトの友達から、ひなちゃん、ミニマリズムな生活してるの?と聞かれました。彼女曰く、私のインスタグラムを見て、プロフィールにminnimalismという表記があったからそうです。

 

はい。ミニマリズムは今頑張り中です。それまではエコで持続可能な生活を心がけていました。そのエコな生活は頑張った末習慣になったので、今は新しくミニマリズムに挑戦しています。

 

最初に、エコな生活に至った経緯をお話ししましょう。きっかけはスウェーデン留学中にあります。

 

まず、日常の生活から感化されました。

 

日本では変わってきているところも多いものの、多くのスーパーやコンビニは黙ってても買ったものを袋に入れてくれます。

 

しかし、スウェーデンは袋を貰うためには15円程(10SEK)払わなくてはいけません。

 

また、多くのスウェーデン人の友人はドリンクは持参で、コンビニでペットボトルを買ったりはしません。というか日本のコンビニやスーパーでは今では500mlお茶一本を100円以内で買えてしまうところもありますが、スウェーデンでは2倍程します!コンビニも24時間営業とかありえません!6時か7時か8時に閉店ですw

 

更に、私が大学で取ったGlobal Challenges and Sustainable Futureという授業に影響を受けました。

 

授業の中で、30Days Challenges というプロジェクトがありました。簡単に言いますと、生徒は30日間自分が持続可能だと思う取り組みを続けるというものです。

 

↓30 Days Challengesの基本的な考え方について

 

www.youtube.com

 

ある生徒はベジタリアンになって、どれだけ環境負荷を減らしたのかを計算し、ある生徒は30日間バスを利用する代わりに自転車を使ってキャンパスに行き、それだけ排気ガスの排出削減に貢献したかを調べ、ある生徒は毎日今存在する環境問題に関して自分の意見をA41枚程度にまとめ、理解を深める、というように様々なクリエイティブな取り組みが行われました。

 

私はというと、30日間ペットボトルを買わずに、マイボトルを持参し続けました。

 

これを選んだ理由はと言いますと、日本にいる時はペットボトルがとても安いし、マイボトルを運ぶのは重くて辛いので、毎日コンビニで1本、多い時は2本のペットボトルを消費していました。当時はペッとボトルをゴミ箱に捨てることに何も感じませんでした。当たり前の習慣化していました。

 

しかし、この取り組みが30日間終わってから2年ほど経ちますが、今でもマイボトルを持ち歩いています。ペットボトルは勿論、挙句の果てにはプラスチックを捨てるのも恐怖心が伴うようになりました。罪悪感と言いましょうか恐らく。

 

この授業をきっかけに、Zero Waste Lifestyle というアメリカ在住の女性が世に発信し始めアイディアにも出会い、またそれに反対するアイディアにも出会い、と消費活動についてスウェーデン留学中色々考えました。

 

↓実際に授業でコースコーディネーターの方がアタッチしてくれた彼女のZero Waste Lifestyleの動画

 

www.youtube.com

 

スウェーデンに来る前も環境意識は高く、地球環境問題についての授業やディスカッションを行ってきましたが、所詮は多分他人事でした。スウェーデンに来て、実際に自分事として捉えるきっかけを貰いました。そして持続可能な生活を実践しました。

 

このような生活を行うことで少しでも環境負荷低減に貢献しているのですが、何よりも自分の生活が以前よりもすっきりして、ストレスが減った気がします。家はプラスチックのゴミが減った分汚れないし、金欠で困ることもありません。

 

現在日本ではマイボトルを持つことを始め、バイトやできれば学校にお弁当を持参する、お弁当持参時もなるべくプラスチック消費を抑える、常にエコバッグ持参など、できる限りのことはしていますが、どうしても困ることがあります。

 

いくつかあるのですが、まず初めに、

 

野菜や果物をバラ売りで提供しているところが少なく、プラスチックで既に包まれてしまっている点です。

 

スウェーデンのスーパーは基本野菜はバラ売りで、勿論取った野菜果物を入れるビニール袋も提供していましたが、それを使わないという選択肢も勿論ありでした。

 

二つ目に

 

日本人のお客さんは、何か買う=それを袋に入れてもらえるという考えが基本です。

 

私は現在シンプルな暮らしを推進する某小売店でアルバイトをしているのですが、一度袋に入れずお客さんに品物を渡したところ、え?袋に入れてくれないの?と言われました。海外からの観光客のお客さんも多いのですが、その人たちに同じことをしてもただThanksしか言われません。自分ができることとして、テープでよろしいですか?とか袋はご利用になられますか?と聞いたりしてはいますが。

 

その小売店自体も環境への配慮を十分に謳っているのに、未だにレジ袋廃止などはしないんだなーと不思議に思っています。

 

品物を袋に入れることはその品物を傷つけるリスクを回避するためだと思われますが、直接自分のカバンに入れてもそんな滅多に傷つくことはないだろうし、もし怖いのであれば、エコバッグを持参すればよい話です。

 

ここまでが私のエコで持続可能な生活への挑戦です。

 

次にミニマリズムへの挑戦についてお話しします。

 

きっかけはただボーイフレンドの生活の仕方に倣いたいと思ったことからです。

 

彼が中国からスウェーデンに中学生の頃初めて上陸した際に、何もかもが新しくて新鮮で、スウェーデンのまだ行ったことのない新しい地に行く度に観光地案内のパンフレットを集めては家に持ち帰ったそうです。しかし、だんだんと家は資料で溢れ、更に持ち帰っても読まないという事態が発生し、家の有限性と紙の無駄、更に紙がなくてもインターネットに全て情報があることに気が付いた彼は、その年にその行動を断ち切り、できるだけ買わない、もらわないを8年ほど徹底しています(笑)

 

初めて彼と出会ったとき、観光で新しいパンフレットをもらって満足している私に、自分も昔そうだったけど、ということで語ってくれました。家のスペースが有限なのは最もなことだ、とすごく納得してしまいました。

 

それからは、観光地に行ってもパンフレットを必要な時以外は取らない様にしています。新しくポイントカードを作った際とかも、よく登録の仕方のパンフレットを貰うと思うのですが、自分で調べてやるんでと言ったり、QRコードだけスキャンしてその場で登録したりして、とにかく紙を貰わない様にしています。

 

そんな私に大敵があります。実は私には収集癖があって、かわいいお菓子のパッケージなど、捨てられなくてため込んで取っておく癖があります。また、なんとなく中古や図書館の本は嫌で、本は新しいのを買うのが普通でした。

 

今でも収集癖は治っていないのですが、それを有効活用するようにしています。例えば、かわいい部分だけ切り取って、手帳や部屋の壁、友達への手紙に貼ってデコレーションするなど!

 

本に関しましては、段々と中古や図書館の本にも慣れて、今では家にあるもう読まないと思われる本を毎日1冊はオークションサイトに出すことをしています。本当に必要な人へ届くって考えると、気持ちがいいです。

 

なので、今はミニマリズムとは奮闘中です。

 

今後も色々な場面でミニマライズできるところは工夫してゆこうと思います!

 

最後は私が留学中毎日使っていたマイボトル君(青)と現在使っているスウェーデンからやってきた大好きなマイボトル君(牛の絵)の写真で!

 

ちなみに青いボトルの写真はスウェーデンウプサラで住んでた寮の前で9月頃撮りました!こんな感じのところに暮らしていました~

 

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